膝の上の犬よわたしの髪を舐めるな。塩分のとり過ぎはのどの渇きにつながるから。

家に戻り、
おあずけになっていた家族のいろんなニーズにちゃちゃっと応え
夕餉の支度までの少しの時間
カーテンを開けた窓の内側に座り
犬を膝に乗せ
ページを開く。

永遠のとなり (文春文庫)

• 作者: 白石 一文
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 2010/03
• メディア: 文庫

おもしろいのである。

この町のあの辺りの話で
知っている地名や知っている建物知っている施設がはじめっからがんがん出てくるし
おまけにあっちゃんまで出てくる。（読んでねー＞あちゃん）
読み進めながら、あー今日のスクール生は、ふじもんとまっちゃんとあとひとり、なんて名前だったかなーなんて考えていたら、美術部の顧問の先生としてその名が登場。すっきりー。
高校生の頃、海ノ中道の海岸で朽ち果てたバドワイザーのビール缶拾って、おおおアメリカー！みたいなところでドキドキしたことを思い出したり、中学校で坊主すんごく似合ってんのに坊主頭廃止の公約を立てて立候補するやついたよいたいた、みたいなところで頷いたり。
かなーりクロスする一冊です。

おっと、ブカツダーが帰って来た。
もうページを閉じなければ。
膝から犬をおろして台所に立たねば。

続きはまたあとで。
ああ、早く読みたい。


　ふじもんたちと食べたタコス。

コメント 6

早く読みたい気持ちわかるぅぅ。
おいてある本からなにかがしみ出してくるような感じですよね。
ああ、禁断の・・・なんだろう？？？
by まげりん (2010-04-29 21:07) 

子犬も膝でじっとしててくれるもん？子猫のように？

永遠のとなり、読んでる間中、帰省してるみたいな気分だったよ～。
by くみ＠わんこは初心者 (2010-04-29 21:46) 

まげりんさん
おもしろい本に出会うと
お米研ぎながら立ってでも読んでしまいます。
なんだろう…禁断の…あああ。
by ほーりー (2010-04-29 21:59) 

くみさん
そうでしょうそうでしょう。＞帰省気分
あの島へはあっちとこっちとで三本の橋があるのですよ。
前はなかったねー。
いや、島もなかったねー。

子犬はねー、本の端をちょっとかじってみたり髪の毛の先をちょっとかじってみたりしますが、そのうち変な格好ですーすー眠るのです。
あれ？子猫もそう？

みゆき通りってなんでみゆき？
by ほーりー (2010-04-29 22:03) 

こんど読んでみるね。
じつは、この本、かすぃー浜のジャイコの本屋に
地元の本の紹介コーナーでずんらーっと並んでて
ちょっと立ち読みして、あっちゃんとみゆき通りに
出会ったのよね。

ゆっくり読みたいなと思って忘れてた。ありがとん。
ちょうどミレニア１Q８４ムもおわったとこだし。

スパイクかわいいね。すーすー寝るのかあ。
by あちゃん (2010-04-29 22:46) 

あちゃん
ん。草刈りの合間に読んでみてね。
てか、草ハンパねー！
うちんがたのジョテネーちゃん、退部して
HORIGARDEN「草取り部」の部長になりんしゃったとよ。
by ほーりー (2010-05-02 10:24)